◆ 現代病の爆発的増加
アレルギー、生活習慣病、自己免疫疾患、糖尿病、うつ、発達障害などが急増している。これらは「現代病」と呼ばれ、その原因の多くは免疫の異常である。
■ 病気が減らない3つの理由
1. 不自然な生活習慣
・夜更かし、人工的な食べ物、化学物質の多用、自然から離れた生活(自然界にないもの=不自然なもの)を送っている。
・自然とは命を育むシステムであり、それに沿うことで健康が保たれる。
・自然から離れるほど病気になりやすくなる。
2. 西洋医学は「対症療法」
・熱を下げる、痛みを取るなど「症状に対処する」治療が中心。
・病気の原因にはアプローチしていないため、根本的に治らず再発を招く。
・病気は「結果」であり、原因(生活や環境)を見直さなければ改善しない。
3. 微生物の排除
・現代の生活(化学物質・除菌・消毒など)は、微生物を極端に排除している。
・微生物と共生することが免疫バランスに重要。
・微生物の排除が免疫の異常を引き起こし、現代病の原因になっている。
■ 問題提起
・日本では2億人分もの病人が存在する(重複あり)。ほぼ全員が何らかの病気を抱えている可能性がある。
・年間40兆円の医療費を使っても、健康な人が増えていない。
・健康になるには医療に頼るのではなく、自然に沿った生活と自分の治す力(自然治癒力)を活かすことが重要。
■ 補足
・症状(発熱、咳、下痢など)は、体が自分を治すために必要な反応。
・西洋医学はこの反応を「悪」として抑えてしまい、結果的に自然治癒力の妨げになることがある。
・薬や医療を完全否定するのではなく、それらの役割や限界を正しく理解することが大切。