免疫が過剰に暴走し、
炎症物質(サイトカイン)が
大量に放出される状態
本来、サイトカインは:
●ウイルス
●細菌
●異物
と戦うための「免疫の連絡物質」です。
免疫細胞同士が出す
「指令メッセージ」
のようなものです。
代表例:
●IL-6
(インターロイキン6)
●TNF-α
(腫瘍壊死因子アルファ)
●IFN-γ
(インターフェロン・ガンマ)
など。
通常は:
「敵が来た、集まれ!」
という正常な防御反応です。
過剰になると、
免疫が敵だけでなく、
自分の組織まで攻撃してしまう
(自己免疫疾患)
状態になります。
その結果:
● 高熱
● 血管障害
● 血圧低下
● 肺水腫
● 多臓器障害
などが起こります。
COVID-19でも有名になった
重症COVID-19でも、
サイトカインストームが
問題になりました。
そのため:
●ステロイド
●IL-6阻害薬
などで炎症を抑える治療が
使われました。
🔶イメージ
正常免疫:
小さな火で敵を焼く
サイトカインストーム:
火力を上げすぎて家ごと燃やす
ような状態です。
サイトカインストームを
完全に防ぐ方法は確立していません。
ただし「起こりにくい体内環境を保つ」
ことや、「早期に医療介入すること」が
重要と考えられています。
●十分な睡眠
●腸内環境を整える
●適度な運動
●栄養不足を避ける
●慢性ストレスを減らす
●肥満・高血糖・喫煙を避ける
これらは慢性炎症を減らし、
免疫バランス維持に関係します。
● ビタミンD
●ビタミンC
●亜鉛
●オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)
などは免疫調整作用が
研究されています。