フェリチンと献血の意外な関係

2026年05月15日 15:00

鉄の蓄積が老化や病気に影響する? 健康維持の新しい視点

1. フェリチンとは何か
フェリチンとは、
「体内にどれくらい鉄が蓄積されているか」
を示す数値です。

一般的な健康診断では測定されないことが多く、
多くの人が自分の値を知らないまま過ごしています。

2. 鉄は必要だが、多すぎても問題
鉄は酸素を運ぶために必要なミネラルですが、
過剰に蓄積すると体内で活性酸素を発生させます。

その結果、
・DNAの損傷
・血管へのダメージ
・肝臓への負担
・老化促進
などにつながる可能性があります。

つまり、
体の中が「サビる」状態
になるイメージです。

3. 男性と閉経後女性は鉄が溜まりやすい
女性は月経によって定期的に鉄を排出します。

一方で、
・男性
・閉経後の女性
は鉄を排出する機会が少なく、
体内に蓄積しやすいとされています。

4. 献血が健康に役立つ可能性
献血をすると血液と一緒に鉄も排出されます。

これによって
・老化抑制
・血管保護
・がんリスク低下
などの可能性がある

また、
「人助け」と「自分の健康管理」
を同時に行える行為として献血を勧めています。

5. FEAST試験で示された研究結果
アメリカで行われた「FEAST試験」では、
・定期的に血を抜くグループ
・通常ケアのグループ
を比較しました。

その結果、血液を減らしたグループでは、
・がん発症リスク:35%低下
・がん死亡率:60%低下
・総死亡率:50%低下
という結果が報告されました

※ただし、特定条件下での研究であり、
万人に同じ結果が出るとは限りません。

6. 老化細胞と鉄の関係
最近の研究では、
・老化細胞が大量の鉄を蓄積している
・鉄が細胞老化に関与している可能性
も示されているそうです。

7. 献血は「適度なストレス」になる
献血は体にとって軽い負荷になります。

これは
「ホルミシス」
という考え方

・筋トレ
・サウナ
・冷水浴
と同様に、
適度な刺激によって体の防御機能が活性化する可能性があるとされています。

8. ただし、誰にでも勧められるわけではない
この話は、
「鉄が過剰な人」
を前提にしています。

そのため、
・貧血の人
・フェリチン値が低い人
・ヘモグロビン値が低い人
は注意が必要です。

無理な献血は体調悪化につながる可能性があります。

9. まずはフェリチン測定を
まず推奨されているのは、
フェリチン値を測定することです。

病院で
「フェリチンを測ってください」
と依頼すれば検査可能です。

目安
男性基準値:20〜250
100を超えると注意サイン

10. 献血の目安
一般的には、
・400cc献血
・約12週間ごと
・年3回程度
が可能とされています。

400ccの献血で、
約200mgの鉄が排出される

まとめ
「鉄を溜め込みすぎないこと」が健康維持につながる可能性

「鉄の過剰蓄積は老化や病気に関係する可能性があり、
適切な献血は健康管理にも役立つかもしれない」

ただし、
・研究段階の内容も含まれる
・個人差が大きい
・貧血の人には危険
という点もあるため、

必ず医師と相談しながら判断すること
が大切です。

YouTube Dr Ishiguroより引用

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