発酵食品の菌がマイクロプラスチックを体外へ?

2026年08月25日 10:57
カテゴリ: 腸・消化器

1.マイクロプラスチックは
    身近に存在している

●空気、水、食品など、
 さまざまなところに
 含まれている。

●実際に調査では、
 健康な人の便からほぼ全員、
 マイクロプラスチックが
 検出された。

2.体内に取り込まれる可能性がある

●一部は便として排出される一方、
 非常に小さいもの
 (ナノプラスチックなど)は
 腸から吸収され、
 体内に入り込む可能性がある。

●血管や肝臓、腎臓、脳などから
 マイクロプラスチックが
 検出された研究も紹介されている

●ただし、こうした検出と病気・
 死亡リスクとの関係については、
 研究段階の部分もある。

3.そこで注目されたのが
     「発酵食品の菌」

●キムチなどに含まれる
 乳酸菌の一部には、
 マイクロプラスチックを
 表面にくっつける性質が
 あることが実験で確認された。

●特にキムチ由来の菌では、
 腸内に近い環境でも
 マイクロプラスチックを
 ある程度つかみ続けた。

4.菌がプラスチックを
   分解するわけではない

●菌がプラスチックを
 溶かしたり分解したり
 するのではなく、
 菌の表面にプラスチックが
 くっつく。

●その状態で腸内を移動し、
 便と一緒に外へ出る、
 というイメージ。

5.動物実験でも排出量が増えた

●マウスに特定の菌を与えると、
 便中に排出される
 ナノプラスチックが増えた

●過去には、同じような仕組みで、
 カドミウムなどの
 有害物質の吸収を抑え、
 便への排出を増やす研究もあった

6.すべての菌が同じ働きを
      するわけではない

7.発酵食品+食物繊維が重要

●キムチ、納豆、味噌、漬物などの
 発酵食品を日常的に食べる

●食物繊維も腸の動きを助けるため、
 菌がつかまえたものを
 便として排出するうえで
 役立つ可能性がある。

8.ただし、マイクロプラスチックを
      完全に防げるわけではない

●発酵食品を食べれば
 マイクロプラスチックを
 除去できると
 確定したわけではない。

●研究の多くは実験や
 動物実験の段階なので、
 人間でどの程度効果が
 あるのかは今後の研究が必要。

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