エラスチンとは?
弾性タンパク質と言われ、その繊維は伸ばしても元に戻るゴムのような性質を持っています。弾性繊維の主要成分として、靭帯のほか、血管や内臓などにも広く分布しています。エラスチンが不足すると靭帯は柔軟性と弾力性を失い硬化します。靭帯が硬くなることで、関節の動きが悪くなり、可動領域が減少し、損傷のリスクが高まるのです。
靭帯は全身の300程ある関節をすべて支え、特に骨盤、ひざ、肩、肘、足首、手首などは靭帯が密集しています。
靭帯は加齢とともに劣化!
エラスチンの生成量は、コラーゲンと同様に年齢とともに減少します。25歳頃をピークに減少し、40歳代を過ぎると大幅に減少しています。
肌のハリや弾力性に欠かせない栄養素なのです。
エラスチンが不足すると、肌の弾力が失われ、シワやたるみに繋がります。
エラスチンは、お肌以外でも心臓や全身の血管に存在しており、エラスチンが不足すると血管の柔軟性が失われ、血管の老化が早まったり、動脈硬化、心筋梗塞などの疾病にかかりやすくなると言われております。