糖尿病

日本の糖尿病罹患者は「10人に1人」とされています。この割合は左利きの人とほぼ同じ(世界平均で10%、日本では11%)と言われています。もし、あなたの周りの左利きの人が糖尿病だとしたら、この病気がそれほど珍しいものではないと感じるかもしれません。
さらに、糖尿病患者の47.1%が糖尿病神経障害を合併していますが、そのうちの4割が自覚していないのが現状です。

①食事管理

1日の摂取エネルギー量を守り、炭水化物・たんぱく質・脂質の三大栄養素をバランスよく摂取することです。ビタミンやミネラルも欠かさず摂り、偏りのない健康的な食事を心がけましょう。

糖尿病の管理に必要な栄養素は、以下のようなバランスが大切です。

*炭水化物

複合炭水化物(全粒穀物や野菜など)を選び、急激な血糖値上昇を避けることがポイントです。食物繊維が豊富な食材(玄米、雑穀、野菜、果物)は血糖値の安定に役立ちます。

*たんぱく質

血糖値への影響が少なく、体を維持・修復するために重要です。魚、大豆製品、鶏肉など脂肪の少ないたんぱく質源が推奨されます。良質なたんぱく質を摂ることで、血糖値の急な変動を防ぎやすくなります。

*脂質

不飽和脂肪酸(オリーブオイル、ナッツ、青魚)など健康的な脂質は、心血管の健康を保ちます。一方、飽和脂肪やトランス脂肪は控えるべきです。

*ビタミンとミネラル

ビタミンB群やビタミンDは代謝を助け、マグネシウムや亜鉛はインスリンの働きをサポートします。野菜、果物、乳製品、ナッツ、豆類などからしっかり摂取することが重要です。

*食物繊維

食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにし、腸内環境の改善にも役立ちます。

あなたに必要なエネルギー量を知る

血糖値を正常に保つには、自分に必要な1日のエネルギー量を把握し、必要以上に摂取しないことが大切です。
たとえば、身長170cmの事務職の方では以下の手順で計算します。

標準体重を求める:1.7×1.7×22=63.5kg
指示エネルギー量を計算する:標準体重×作業強度
活動レベルに応じ、適正エネルギー量は約1600kcalとされます。

②適度な運動

どうして運動が必要?

運動は血液中のブドウ糖をエネルギーとして消費し、血糖値を下げる効果があります。特に食後の運動は、食後の急激な血糖値の上昇を抑え、速やかな低下につながるのです。

大事なのは、血糖値を無駄に乱高下させない事です。1週間に約150分、中程度の運動が推奨されています。体を動かすことで、糖尿病だけでなく肥満や生活習慣病、循環器疾患やがん、加齢に伴う生活機能の低下、認知症などのリスクを下げることができると言われています。

運動は、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動とレジスタンス(筋力)トレーニングに分けられます。また、日常生活での活動量を上げることも大切です。

血糖値に対する運動の効果

有酸素運動で筋肉の血流が増えると、ブドウ糖が細胞に取り込まれやすくなり、インスリンの効果が高まり血糖値が下がります。また、筋力トレーニングで筋肉が増えると、インスリン抵抗性が改善され、血糖値が下がりやすくなります。ただし、効果は継続しなければ数日で消えてしまいます。

一方、激しい運動は一時的に血糖値を上げたり、心臓や腎臓に負担をかけることがあるため、無理な運動は避けましょう。

どんな運動がいいの?

血糖値を下げるには、有酸素運動と筋力トレーニングが効果的です。中等度の有酸素運動(ややきついと感じるくらい)や筋力トレーニングは、インスリンの働きを高めます。また、両方を組み合わせることで、より良い効果が期待できます。

特に食後20分ウォーキングすると血糖値の上昇を抑えてくれます。2022年に食後2~5分歩くだけでも十分な効果があったとの報告も上がっております。

話題の菊芋

菊芋には、水溶性食物繊維「イヌリン」を豊富に含み、血糖値の上昇を抑えることが明らかとなったからです。イヌリンは腸内で糖分を包み込み、吸収される量を減らすことで血糖値の上昇を防ぎます。
イヌリンは「天然のインスリン」ともいえる作用を持ち、膵臓の機能をサポートし、インスリンの分泌や活性を高めます。つまり、イヌリンは①糖の吸収を防ぐとともに、②血液中の糖の消費も促進します。この2つの働きによって日々の血糖値が抑えられ、結果的にHbA1cの低下にもつながります。

慢 性 腎 臓 病(CKD)

CKD(慢性腎臓病)は、腎臓の働きが正常な人の60%未満になるか、タンパク尿が出るなどの腎臓の異常が続く状態です。加齢とともに増えやすく、高血圧や糖尿病、脂質異常、肥満、家族に腎臓病の人がいる場合は特に注意が必要です。また、CKDは心筋梗塞や脳卒中のリスクも高めます。つまり、腎臓を守ることは心臓や脳を守ることにもつながります。

腎臓の主な働き

●身体で作られた老廃物をろ過して、尿として排泄します
●体内の水分量や電解質の調整をしています
●ホルモンを出す内分泌器官として、働いています

慢性腎臓病(CKD)が進行する

●夜間尿・・・夜間に何度もトイレに行きたくなる
●むくみ・・・靴や指輪がきつくなる
●貧血・・・・立ち眩みや貧血がたびたび起こる
●倦怠感・・・疲れやすい、常にだるい感じがする
●息切れ・・・少し早歩きしただけで息が切れる

対 策 ・ 予 防

・適度な運動・生活習慣の改善・糖尿病の治療・高血圧のコントロール・食事管理(特に塩分・カリウム・タンパク質の調整)

腎臓病治療の世界で大変有名な椎貝達夫先生の研究

椎貝達夫先生の研究によるとマッシュルームから抽出したシャンピニオンエキスには、糞便の臭気を減少させるだけでなく、腸内のアミン産生を低下させ、慢性腎不全の進行を抑制する可能性があります。16例の慢性腎不全患者にシャンピニオンエキスを1日2gまたは4g投与したところ、8例で進行速度に変化はなかったが、残りの8例では腎機能の進行速度が有意に低下しました。これにより、シャンピニオンエキスは慢性腎不全の進行抑制に有効であることが示唆されました。

キクイモ生活

きくいもに期待される効能・効果
・糖分や炭水化物の吸収抑制・GLP-1ホルモンの分泌促進・糖化予防・抗糖化・デトックスダイエット・中性脂肪の蓄積予防・コレステロールの低下・ナトリウムの吸収制御・美肌・整腸作用・便秘改善
30本(ジュースタイプ)8,100円  60包(お茶タイプ)7,129円

フローラ・コロン

腸活の必須アイテム!! 腸内フローラを豊かにする腸内細菌と小腸絨毛の栄養素
水溶性食物繊維(大腸)+L-グルタミン(小腸)のWパワーで腸をしっかりサポート
 ・イヌリン(水溶性食物繊維) 6,850mg ・L-グルタミン3,000mg

30包 5,184円

美ちょう寿

『美ちょう寿』は、シャンピニオンエキスを最高の濃縮率・含有量で作られた健康食品です。美ちょう寿には1箱(90粒)に13,500mgの150倍濃縮エキスが含まれています。腎臓病治療の有名な椎貝達夫先生がテストに使用したシャンピニオンエキスも、この『美ちょう寿』です。
96粒 5,863円

フェカリン

FK23・LFK乳酸菌は1兆個から4兆個含まれており、慢性腎臓病の特許を取っております。その他にも他の乳酸菌と比較しても圧倒的なエビデンスと特許を持っています。
プロ(1兆個)64包 12,744円  スーパー(4兆個)64包 36,720円