若者の大腸がんが増えている理由と対策

2025年05月09日 12:06

◆ 現状と危機感
・若年層(20〜30代)の大腸がん患者が急増中。

 ・2010年前後と比較して、1.5倍に増加。

 ・20〜30代でもステージ4(末期)で見つかるケースが多い。

・日本では年間15万人が大腸がんに罹患し、死亡数は5万人超。

・大腸がんは見逃されがちだが、予防と早期発見で改善可能。

◆ 大腸がんの初期症状(気付きやすいサイン)
1.血便

2.便秘・下痢

3.腹痛

4.お腹の張り

5.便が細くなる

6.しこりが触れる(痩せた人に多い)

◆ 若年層で大腸がんが増えている5つの理由
1.加工肉の摂取

 ・ハム、ソーセージ、ファストフードなど。

 ・WHOも発がん性を認めている。

2.喫煙・飲酒

 ・タバコで1.4倍、飲酒で2倍以上リスク増。

3.肥満・運動不足

 ・SNSの影響で運動不足や外出減少。

 ・恋人不要・一人でいいという風潮が体型管理意識の低下に。

4.ストレス

 ・SNSによる比較・劣等感が無意識のストレスに。

 ・精神的ストレスも発がんリスクを高める。

5.腸内環境の悪化

 ・欧米化した食生活で、食物繊維不足。

 ・腸内細菌のバランスが崩れ、免疫や炎症に悪影響。

◆ 対策とアドバイス
・加工肉やアルコール、喫煙を控える。

・食物繊維を多く含む食品(全粒粉、玄米、野菜)を積極的に取る。

・肥満対策

◆ 最後に
・「自分はがんにならない」と思わず、体のサインを見逃さないことが重要。

・予防できるがんだからこそ、知識と行動が命を救う。

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