60歳以降も膝を痛めず歩ける!「後筋」ケアの重要性と方法

2025年09月22日 14:24
カテゴリ: 関節・ひざ

年齢を重ねてから膝を痛めず、健康に歩き続けるためには、スクワットやウォーキングではなく「後筋(大腿四頭筋の一部)」の活性化が最優先。
正しい順序でケアをすれば、変形性膝関節症や股関節痛の予防も可能。

🧠ポイント1:多くの人が間違った運動で膝を壊している

・ウォーキングやスクワットをいきなり始めるのはNG。

・特に40〜60代以降は、筋力が落ちているため、膝に負担が集中して壊れやすい。

・特に女性は、骨盤の構造や筋力差で膝に負担がかかりやすい。

🧠ポイント2:「後筋」が鍵を握る

・後筋=大腿四頭筋のうちの3つ:
  内側広筋、中間広筋、外側広筋

・これらが働くと、膝関節が安定し、体全体の筋肉が連動して動く。

・逆に、大腿直筋(スクワットでよく使う筋肉)ばかり使うと、
  お皿(膝蓋骨)の裏の軟骨を強く圧迫し、膝痛を悪化させる。

✅セルフチェック方法(膝が壊れかけていないか)

1.仰向けに寝て、お皿を下に軽く押す → 痛みや違和感があると要注意。

2.お皿の上、指3本分上を指で囲む → 太さに左右差があれば、筋力低下のサイン。

✅タオルを使った簡単トレーニング(後筋活性法)

1.床に足を延ばして座る。

2.膝裏に丸めたタオルを挟む。

3.足を伸ばしたまま膝がタオルを押し潰すように10回。

 ・つま先をまっすぐ上にして10回→ 中間広筋が働く

 ・つま先を外側に30〜45度にして10回→ 内側広筋が働く

 ・つま先を内側に30〜45度にして10回→ 外側広筋が働く

 ➡ これを毎日行うだけで、後筋が働くようになり、関節を守りながら歩けるようになる。


🚨間違った運動で悪化するリスク

・後筋が使えていないまま運動すると:

 ・変形性膝関節症

 ・変形性股関節症

 ・腰部脊柱管狭窄症などにも発展

💡結論:地味だけど“効く”トレーニングが最も大切!

・「頑張らない運動」の方が、実は一番効果的。

・後筋を鍛えてから歩くだけで、膝を守り、全身の健康が保てる。

・誰でも・どこでも・簡単にできる内容。

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