●日本では毎年 約7万5千人 が
肺がんで死亡。
●初期は ほとんど自覚症状がない
「沈黙のがん」。
●咳や息苦しさに気づいた時には
ステージ3~4 のことも多い。
しかし実は、
肺以外の場所(特に手や指)にサインが
出ることがある。
患者の 約10人に1人 が手の異変を
経験していると言われている。
肺がんで現れる「手・腕」の5つのサイン
(肥大性骨関節症)
特徴
●手首が ジンジン痛む・腫れる
●関節リウマチと間違われやすい
●リウマチ薬が効かないケースもある
原因
●がん細胞が出す物質が血液を
通って骨の膜(骨膜)に炎症を起こす
ポイント
●肺がんの治療をすると関節の痛みが
改善することも多い
(肺がん患者の約30%)
特徴
●指先が 太鼓のバチのように丸く膨らむ
●痛みがなく気づきにくい
●徐々に変形する
原因
●慢性的な 酸素不足
●血管を増やす物質(VEGFなど)が増える
セルフチェック
(シャムロスウィンドウテスト)
方法
1.左右の人差し指の爪を合わせる
2.爪の根元を見る
結果
●正常 → ひし形の隙間ができる
●バチ指 → 隙間が消える
※大人になってから形が変わった場合は注意
(トライプパームス)
特徴
●手のひらが牛の胃袋のような
ザラザラの皮膚になる
●シワが深くなり厚くなる
重要な事実
●この症状が出た人の 90%以上に
がんが見つかる
●その中で 肺がんが最も多い
原因
●がん細胞が出す 成長因子による
皮膚の異常増殖
原因
肺の上部にできるパンコースト腫瘍
特徴
●肩から腕にかけて痛み
●電気が走るような痛み
●小指・薬指のしびれ
●夜に悪化しやすい
注意点
●咳など 肺の症状が出ないことが多い
●五十肩や首の病気と誤診されやすい
(上大静脈症候群)
原因
腫瘍が上大静脈
(上半身の血液を戻す血管)を圧迫する
症状
●顔がパンパンにむくむ
●腕や手が腫れる
●首の血管が浮き出る
●左右どちらか片方だけに出ることが多い
注意
●緊急性が高い症状
●呼吸障害や意識障害の危険あり
肺がんの「手のサイン」
1.手首の関節の腫れ・痛み
2.指先の膨らみ(バチ指)
3.手のひらのゴワゴワ
4.肩~腕の痛み(五十肩のような症状)
5.片方の腕や顔のむくみ
早期発見が非常に重要
肺がんの生存率
ステージ 5年生存率
ステージ1 約80%以上
ステージ4 約10%以下
数年早く見つかるだけで人生が大きく変わる。
予防・検査のポイント
特に重要
●年1回の肺がん検診
●喫煙歴がある人は低線量CT検査
また
●指のセルフチェック
●手や腕の異変に気づくこと
が早期発見につながる。
肺がんは肺の病気ですが、実は 手・指・腕に
サインが出ることがある。
特に
●指の形の変化
●手の皮膚の異常
●原因不明の肩や腕の痛み
がある場合は、呼吸器内科での検査を
検討することが大切。