健康で長生きする人には共通点があり、その一つが「筋力」、特に握力の強さであることが最新研究で示された。
研究のポイント
・対象:63〜99歳の女性 約5,000人
・測定:
・握力
・椅子から5回立ち上がる時間
・結果:
・握力が最も強い人は、最も弱い人より死亡率が33%低い
・立ち上がりが速い人は死亡率が37%低い
重要な発見
握力と寿命の関係
・握力が強いほど死亡率が低い
・握力が弱いほど死亡リスクが高い
がんとの関連
・握力が5kg低下するごとに
→ がん死亡リスクが17%上昇
・特に
・大腸がん
・肺がん
・乳がん
でリスク上昇が確認
なぜ握力が重要なのか
① 全身の筋力の指標
・握力は全身の筋肉量を反映する
② サルコペニアのサイン
・筋力低下は「サルコペニア(加齢による筋肉減少)」の兆候
・サルコペニアは
・心血管疾患
・がん
・要介護リスク
を高める
③ 運動量が少なくても重要
・活動量が少なくても
→ 筋力が維持されていれば死亡リスクは低い
推奨される握力の目安
・男性:40kg以上
・女性:25kg以上
対策(長生きのために)
・有酸素運動(散歩など)
・週2回の筋トレ習慣
・筋力の維持・向上を意識する
結論
・握力=寿命を予測する重要な指標
・筋力を維持することで
→ がんリスク低下
→ 健康寿命の延伸
が期待できる