■ 研究の概要
・2026年1月、大阪公立大学の研究チームが発表
・マウス実験で「パン(小麦粉)が太る理由」を検証
■ 主な実験結果
① 小麦製品を強く好む
・マウスは通常の餌よりもパンや焼いた小麦粉を選んで食べた
・ほとんど通常の餌を食べなくなる
② カロリーが同じでも太る
・総摂取カロリーは大きく変わらない
・しかし小麦を食べたマウスは
・体重増加
・体脂肪増加
➡ 「カロリーが同じなら結果も同じ」という考えでは説明できない
■ 太るメカニズム
① 代謝の低下
・小麦を食べるとエネルギー消費効率が低下
➡ 体が「省エネモード」になり脂肪が蓄積
② 脂肪が作られやすくなる
・血中脂肪酸 ↑
・必須アミノ酸 ↓
➡ 糖から脂肪を作る「脂肪合成」が活発化
③ 肝臓の変化
・脂肪合成や輸送に関わる遺伝子が活性化
➡ 体全体が脂肪を作りやすい状態に
■ 小麦だけが原因ではない
・米粉でも同様の結果が確認された
➡ 問題の本質は
「精製された炭水化物」
■ なぜ食べ過ぎるのか
① 依存性
・小麦に含まれる「グルテオモルフィン」
➡ 脳に作用し、食べたくなる(中毒性)
② 腸への影響
・グルテンが腸のバリアを弱める
➡ 炎症 → 代謝異常の可能性
■ 血糖値の問題
・精製された小麦や米粉は
・食物繊維が少ない
・消化が速い
➡ 血糖値が急上昇
・その結果
・インスリン大量分泌
・脂肪合成促進
・太りやすい体質へ
■ 米粉も安全ではない理由
・粉にすると消化吸収が速くなる
・GI値(血糖上昇度)が高い
➡ 白米より血糖値が上がりやすい場合もある
■ 改善策
・精製された炭水化物は「主食ではなく嗜好品」として扱う
・日常は以下を中心にする
・低精製の食品(例:全粒穀物)
・食べるときの工夫
・野菜や食物繊維と一緒に食べる
・血糖値の急上昇を防ぐ
・完全にやめる必要はない
➡ 「毎日 → たまに」に変える
■ 結論
・食事は「カロリーだけ」で決まらない
・何を食べるかで体の代謝が変わる
・小麦や米粉は悪ではないが
➡ 代謝に影響する食品として適切に付き合うことが重要