(参考:早稲田大学先進理工学部 教授・薬学博士 柴田重信先生)
極端なダイエットや過度の瘦せ志向によって近年ではタンパク質の摂取量が激減し1950年代と同程度まで落ち込んでいる
腸が弱い、または加齢などにより消化力が低下することで、タンパク質を摂取しても消化吸収しずらくなっている
外食の増加、ジャンクフードや暴飲暴食などによる偏った食生活でタンパク質摂取量の低下
タンパク質は毎日の活動の中で常に消費され続けているうえにストレスや感染症の増加などで消耗され、不足しやすい
1~1.5g/kg/日
例)体重50kgの人で50~75g
1. 筋肉の減少 2. 免疫機能の低下 3. 皮膚や髪の健康の悪化 4. 成長障害 5. ホルモンのバランスの乱れ 6. 代謝の低下 7. 浮腫(むくみ)など
エネルギーが不足し、全体的な疲れやだるさを感じることが多いです。
鉄分が不足すると、酸素を運ぶヘモグロビンが減少し、運動時や日常生活でも息切れを感じやすくなります。
特に立ち上がったときや急に動いたときに、めまいやふらつきが起こることがあります。
皮膚が青白くなったり、爪が薄くなったり、割れやすくなることがあります。
鉄不足により脳への酸素供給が減るため、頭痛を感じることがあります。
酸素運搬が不十分なため、心臓が補おうとして心拍数が増加することがあります。
鉄は免疫系の正常な機能にも関与しているため、欠乏すると感染症にかかりやすくなることがあります。
都内健康診断5,500人対象 全体の98%が必要とされている濃度に達していないそうです。
(参考:2023年6月5日 慈恵会医科大学発表)
・骨粗しょう症:ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるため、不足すると骨密度が低下し、骨粗しょう症のリスクが高まります。
・骨折のリスク:骨が弱くなることで、骨折しやすくなります。
・ビタミンDは筋肉の健康にも関与しており、不足すると筋力が低下することがあります。
・感染症のリスク増加:ビタミンDは免疫系の正常な機能に寄与するため、不足すると感染症にかかりやすくなります。
・一部の研究では、ビタミンDの不足が心血管疾患のリスクを高める可能性が示唆されています。
・うつ病や不安:ビタミンDは神経伝達物質の合成に関与しているため、不足すると気分や精神的健康に悪影響を及ぼすことがあります。
・一部の研究では、ビタミンDの不足が糖尿病や特定の癌のリスクを高める可能性があることが示唆されています。
筋肉の痙攣、緊張が増加することがあります。これは、マグネシウムが筋肉の収縮と弛緩に関与しているためです。
エネルギー代謝に関わるため、マグネシウム不足は疲労感や倦怠感を引き起こすことがあります。
不足すると高血圧や心臓の不整脈のリスクが高まる可能性があります。
不安感やうつ症状の増加と関連することがあります。マグネシウムは神経伝達物質の合成にも関与しています。
マグネシウムは骨の構成成分でもあり、不足することで骨密度が低下し、骨粗鬆症のリスクが高まります。
腸の運動に影響を与え、便秘を引き起こすことがあります。
オメガ-3脂肪酸は心臓の健康に重要で、不足すると心血管疾患のリスクが高まる可能性があります。
脳の構成要素であり、認知機能や記憶に影響を与えるため、不足すると集中力の低下や認知症のリスクが増すことがあります。
不足はうつ症状や不安感の増加に関連しています。オメガ-3は神経伝達物質のバランスに寄与しています。
オメガ-3脂肪酸は抗炎症作用があり、不足すると体内の炎症が増加し、慢性疾患のリスクが高まることがあります。
乾燥肌や皮膚疾患(アトピー性皮膚炎など)のリスクが高まる可能性があります。
網膜の健康にも寄与しており、不足すると視力に影響が出ることがあります。
ビタミンB群はエネルギーの生成に関与しており、不足すると疲労感や倦怠感が増すことがあります。
ビタミンB1(チアミン)、B6(ピリドキシン)、B12(コバラミン)などは神経機能に重要で、不足すると神経障害やしびれ、感覚異常が生じることがあります。
ビタミンB12や葉酸(B9)の不足は、赤血球の生成に影響を及ぼし、貧血を引き起こすことがあります。
ビタミンB2(リボフラビン)やB3(ナイアシン)の不足は、皮膚の乾燥や炎症、アトピー性皮膚炎の悪化を引き起こすことがあります。
ビタミンB6、B12、葉酸は精神的健康にも関与しており、不足するとうつ症状や不安感が増すことがあります。
ビタミンB1やB3の不足は消化不良や食欲不振を引き起こすことがあります。