最近、若い著名人が急性心不全で亡くなるニュースが相次いでおり、心不全のリスクは年齢を問わず増加傾向にあります。特に2020年以降、感染症やワクチンの関わりも指摘されており、心不全の初期症状を知ることが重要です。
心臓が悪い人に現れる初期症状 7選
1.左肩の強い肩こり
胸ではなく背中や肩に痛みが出る場合があり、特に左側に違和感がある時は要注意。
2.息切れ
横になると悪化することがあり、座っている方が楽に感じる場合は心不全の可能性。
3.疲れやすさ・衰弱
以前と同じ生活でも極端に疲れるようになった場合、心臓のポンプ機能の低下が疑われる。
4.むくみ(特に足)
心臓の機能低下で血液が渋滞し、むくみが生じることがある。他の病気でも起こるため注意が必要。
5.動悸
不整脈の有無に関係なく、強い動悸が続く場合は心疾患が隠れている可能性。
6.咳や痰が続く
肺に水が溜まる(肺水腫)ことで咳が出ることがあり、慢性的な咳は要注意。
7.食欲不振
心臓の機能低下により腸の働きも悪くなり、食欲が低下することがある。
急性心不全と慢性心不全の違い
・急性心不全:数時間〜数日で急に心機能が悪化(例:心筋梗塞など)。
・慢性心不全:年齢や疾患の影響で徐々に心臓機能が低下。
早期対処の重要性
急な胸の痛みや全身症状が出た場合、心筋梗塞など命に関わる可能性があるため、即受診または救急要請が必要です。
心臓病のリスクが高い人の特徴(該当する人は特に要注意)
1.年齢:男性45歳以上、女性55歳以上
2.家族歴:家族に心疾患がある
3.性別:男性の方がリスクが高い
4.生活習慣:喫煙・飲酒・塩分過多・運動不足・長時間座る生活
5.基礎疾患:高血圧・高コレステロール・糖尿病など
6.肥満:心臓に大きな負担がかかる
7.過労・ストレス:心臓に大きな悪影響を及ぼす
結論
原因不明の症状(肩こり、息切れ、むくみ、咳など)が持続する場合は、早めに循環器内科で相談しましょう。若年でも心不全は起こるため、油断せず、日々の体調の変化に敏感になることが大切です。