若い世代で血糖値異常・糖尿病予備群が増えている原因と、超加工食品との関係

2026年01月05日 15:42
カテゴリ: 生活習慣病

① 問題提起:若年層の血糖値異常が増加

・20〜30代でも健康診断で血糖異常が目立つ

・若いのに「糖尿病予備群(前糖尿病)」が増えている

・背景要因として注目されているのが 超加工食品の摂取増加

② 超加工食品とは何か

家庭料理の範囲を超えて、工業的に加工された食品

・スナック菓子

・ファーストフード

・清涼飲料水

・インスタント食品

・菓子パン・冷凍食品

・ソーセージ・ハムなどの加工肉

特徴

・味が濃い・便利

・高カロリー

・食物繊維が少ない
 → 食べ過ぎやすい

③ 研究の概要(アメリカの疫学研究)
対象

・17〜22歳の若年成人 85人

・過去に肥満・体重過多と診断された人

調査方法

・2014〜2018年:初回検査

・2020〜2022年:4年後に再検査

・内容

 ・平日・休日の食事内容申告

 ・超加工食品の摂取割合を算出

 ・ブドウ糖負荷試験(血糖・インスリン反応)

④ 研究結果の重要ポイント(2点)
ポイント①:超加工食品が増えると前糖尿病が急増

・超加工食品の割合が 10%増えるごとに
 → 前糖尿病のリスクが約1.5倍(51%増)

・逆に
 → 摂取を減らすことでリスク低下の可能性

ポイント②:食後高血糖・インスリン抵抗性が悪化

・超加工食品が10%増える
 → 食後血糖異常のリスクが 約2.6倍

・インスリンを大量に出さないと血糖を処理できなくなる

・インスリン抵抗性が進行
 → 糖尿病へ進む典型的なプロセス

⑤ 前糖尿病の怖さと希望

・自覚症状はほぼない

・放置すると

 ・約5〜10%が糖尿病へ進行

・しかし

 ・約25%は生活改善で正常値に戻れる

👉 早い段階での対策が非常に重要

⑥ 年齢に関係ない問題

・若者だけでなく中高年・高齢者にも当てはまる

・痩せていてもリスクはある

・若い頃に身についた食習慣は将来まで続きやすい

⑦ 予防のメッセージ(まとめ)

・超加工食品は便利だが「影の部分」がある

・血糖値が少し高い段階で

 ・超加工食品を減らす

 ・野菜・果物・穀物中心の食事へ置き換える

・食事+運動を組み合わせることで
 → 将来の糖尿病リスクは大きく下げられる

一言まとめ

「若いうちの食習慣が、将来の糖尿病リスクを決める。超加工食品を減らすだけでも、大きな予防効果がある。」

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