ヨーロッパには「シエスタ」という
昼寝の習慣があり、
集中力・判断力の回復、疲労回復、
認知機能の維持に効果が
あるとされています。
さらに、ストレスホルモンを抑え、
心臓病や脳卒中のリスクを
下げるという報告もあります。
ただし、やり方を間違えると
健康に悪影響を及ぼす可能性もあります
② シエスタの実際のやり方
(ヨーロッパの例)
●主にスペインなどでは
●昼休憩は 2〜3時間
●時間帯は 13時〜16時、
または14時〜17時
●店を閉めたり、
一度帰宅して家族と昼食を取る
●仮眠そのものは 15〜30分程度で、
長時間眠るわけではない
🔶長すぎる昼寝
●40分以上の昼寝は危険
●深いノンレム睡眠
(徐波睡眠)に入る
●起こされると
「睡眠慣性(スリープ・イナーシャ)」
が起きる
●頭がぼーっとする
●徹夜明けのようにだるくなる
●午後の仕事の
パフォーマンスが下がる
🔶遅すぎる昼寝
●15時以降の昼寝は
夜の睡眠を妨げる
●朝日を浴びる
→ セロトニン分泌
●約14時間後、
セロトニンがメラトニンに変化
→ 眠気が出る
●昼寝をするとこのリズムがずれ、
夜に眠れなくなる
●結果として入眠障害につながる
🔶環境と姿勢
●明るい・うるさい場所
→ 質が悪い
●完全に横になる
→ 深い睡眠に入りやすい
●深く眠ると目覚めにくく、
夜の睡眠に悪影響
ポイント:本気で寝ない
●昼寝前に少量のコーヒーを
飲むのは有効
●理由:
●体内ではATPが分解され、
アデノシンが蓄積すると眠くなる
●カフェインはアデノシン受容体を
ブロックする
●昼寝前にカフェインを摂ることで
●深い睡眠に入りにくい
●アデノシンが消費されすぎず
●夜はしっかり眠れる
※夜にカフェインを摂るのは逆効果
🔶音
●BPM60〜80(心拍数に近いテンポ)
●自然音(川のせせらぎ、波の音)
●ホワイトノイズ
●歌詞なし日本語でない音楽がおすすめ
🔶香り
●リラックス:ラベンダー、
カモミール、ベルガモット
●リフレッシュ:柑橘系
●目覚め:ペパーミント、ユーカリ、
ローズマリー
●完全に横にならない
●デスクにうつ伏せ、
または軽くリクライニング
●首や顔を安定させる姿勢が重要
●時間:15〜20分以内(できれば15分)
●時間帯:13〜14時
●夜の睡眠を削らないことが大前提
●睡眠不足を昼寝で補おうとしない
●丼物・麺類など糖質中心の昼食
●血糖値が急上昇 → インスリン分泌
→ 血糖値急降下
●反応性低血糖で強い眠気が出る
🔶重要な仕事がある日は
●軽食にする、または昼食を
抜くという選択もあり
●夜:メラトニン分泌 → 深い睡眠
●ノンレム睡眠中:成長ホルモン分泌
●子ども:成長
●大人:修復・回復・若返り
●朝:ステロイドホルモン分泌
●血圧・心拍・血糖値を上げ、
活動モードに
※昼寝でこのリズムを
乱すと不眠につながる
●朝型(ライオン型)
:朝から全開、夜は早く眠る
●夜型(オオカミ型)
:夜に集中、朝が弱い
●中間型(クマ型)
:最も多い一般的タイプ
●不眠型(イルカ型)
:リズムが安定しない
▶ 昼寝をするなら、
自分のタイプを理解することが重要
●睡眠は人生の目的ではない
●目的は「起きている時間の
パフォーマンスを最大化すること」
●良い昼寝とは昼寝後に
最高のパフォーマンスが出せる昼寝
●ぼーっとするなら、その昼寝は失敗