長引く腰痛に注意!多発性骨髄腫の初期症状とは

2026年08月28日 16:32
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1. 多発性骨髄腫とは?

●血液のがんの一種です。

●血液を作る「骨髄」の中にある
 形質細胞という細胞が
 異常に増える病気です。

●初期には症状がほとんどない
 こともあり、
 発見が遅れることがあります。

2. 一番注意したい症状は「骨の痛み」

特に、
 ●腰
 ●背中
 ●肋骨
 ●股関節
などに痛みが出ることがあります。

普通の腰痛と違って、
次のような特徴がある場合は
注意が必要です。

 ●特に原因がないのに
  痛み始めた
 ●長期間痛みが続く
 ●徐々に痛みが強くなる
 ●動いていなくても痛い
 ●夜になると痛みが強くなる
 ●薬や治療をしても
  なかなか良くならない

多発性骨髄腫では骨がもろくなり、
骨折しやすくなるため、
骨の痛みが起こります。

3. 骨の痛み以外にも症状がある

多発性骨髄腫では、
次のような症状が
出ることがあります。

●貧血
 → 疲れやすい、息切れ、
   動悸、階段がつらい

●感染症にかかりやすい
   → 風邪などを繰り返す、
      治りにくい

●腎臓の機能低下
   → むくみ、尿の異常、血液検査で
       腎機能の異常を指摘される

●高カルシウム血症
   → 食欲低下、吐き気、便秘、
       強いだるさ、意識障害など

●体重減少
   → 食事量が変わらないのに
       痩せていく

ただし、
これらは多発性骨髄腫だけに
起こる症状ではありません。

4. なぜ見逃されやすいの?

「腰痛」「疲れやすい」「貧血」
「風邪をひきやすい」など、
日常生活でもよくある
症状だからです。

そのため、
「年齢のせいだろう」
「疲れているだけだろう」
と考えてしまい、
発見が遅れることがあります。

5. がんになる前の段階もある

多発性骨髄腫には、
すぐにがんとして発症する
のではなく、
その前段階が存在します。

代表的なものが、
 ●MGUS:異常な「Mタンパク」が
  血液中にあるものの、
  まだ病気による障害がない状態

 ●くすぶり型多発性骨髄腫(SMM):
  多発性骨髄腫に近い状態だが、
  まだ症状や臓器障害がない状態

これらはすぐに治療せず、
定期的な血液検査などで経過を
見ることが多いです。

ただし、
将来的に多発性骨髄腫へ
進む可能性があります。

6. どうやって見つける?

血液検査などで、
 ●貧血
 ●Mタンパクの増加
 ●腎機能の異常
 ●カルシウム値の異常
などが見つかることがあります。

また、
長引く腰痛や背中の痛みを
調べた際に、レントゲンなどの
画像検査から発見される
こともあります。

7. 治療は以前より進歩している

多発性骨髄腫は、
以前は治療が難しい病気でしたが、
現在は新しい薬や免疫を
利用した治療などが進歩しています。

そのため、
以前よりも長く病気と付き合い
ながらコントロールしていく
病気になってきています。

一番伝えたいこと

「原因がよく分からない腰痛・
背中の痛みが長く続き、
徐々に悪化している」場合は、
年齢のせいと決めつけない
ことが大切です。

もちろん、
腰痛がある=多発性骨髄腫という
意味ではありません。

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